2018年、私も所属している日本組織内司法書士協会で、タイトルの本を出版しています。

上記協会のメンバーで、司法書士や、一般企業の主に法務部門にいる司法書士有資格者等が共著で執筆しており、私も労務分野を執筆しました。
そして今日Xを見ていたところ、この本を使って企業法務の勉強会をされている司法書士の方がいるということで、とてもうれしく思いました。法務部員(中堅上場会社ぐらいの)が読んでなるほど、と思う内容になっていますが、確かに専門家の方にとっても会社での実務を知るのによい本だと思います。
私自身も大昔に司法書士資格を取ってからすぐ司法書士になり、数年たった頃「会社というのはどういう場所なのだろう?」という疑問と興味があり、一般企業に転職した経緯があります。お客様としてはおつきあいがありましたが、実際どういう業務をしているのか、どのように意思決定がされているのか?というのをもっと知りたかったんですよね。そして想定以上にそちらの世界に長くいてしまった、というおまけがつきましたが。
私は実体験をするという形で疑問を解消しましたが、他の司法書士の方も同じことを考えていてもおかしくないよなあ~と今更ながら思った次第です。私のつたない経験もお役に立つのであれば、どんどん開示していきたいです。
それにしてもなんというか、専門家のイメージ?である「上から目線」どころか、お客様のことをよく知ってよりよいサービスを提供するために地道に勉強されている司法書士の方には本当に頭が下がりますし、見習いたいと思います。